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12月 孔子生誕地・曲阜との友好交流

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2013年12月1日更新 <外部リンク>

 孔子廟・多久聖廟を擁する多久市には、孔子生誕地・中華人民共和国山東省曲阜市との友好交流があり、今年で20年になります。始まりには多久市日中友好協会有志の方々の民間交流があり、両市の友好交流締結ができたのでした。
 友好5年目の平成10年には記念碑を曲阜市に建立し、その後に曲阜市から孔子立像が寄贈され、さらに多久聖廟三百年祭典には曲阜の楊副市長も参加。楊氏は今は市長として活躍中で、今回の24名の「市民の翼」訪問を歓迎してくださいました。「これからも文化教育の交流を深めたい」と述べられ、まさに同じ思いを抱きつつ、熱く歓談することができました。旧知の朋友にも会えました。
 曲阜では三つの世界遺産、孔廟(孔子廟)・孔府(孔子直系家族の居所)・孔林(孔家の墓所)を改めて訪問し、新たな発見や気づきがありました。壮大な孔廟に至る道には多くの皇帝が寄進した石碑と建物や、『大学』や『孝経』などの古典を刻んだ碑もあり、率直に感銘しました。深い思いを寄せた歴代皇帝や君子が続いたということです。
 正道を踏み、隆盛を叶え、時空を超えて後世にも役立てるようにと孔子墓前にお参りしました。
 北京では孔子直系第七十七代の孔徳懋女史にお会いし、幾度も孔子の教えを世界に広げたいとの使命を語られ、「横尾市長も支援してほしい」との言葉が心に響きました。今後努力したいと思います。世界の新たな和平への発信なども含め、多久市も頑張っていきたいと思います。

市長 横尾俊彦