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【市長コラム】文部科学大臣に提言~学校から開ける未来創造(令和3年5月号)

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2021年5月1日更新 <外部リンク>

 コロナ禍の学校休校で注目されたオンライン授業。世界に比べ遅れ気味の日本でしたが、全国的に大きな改善の動きです。
1人1台パソコン端末の整備で学力向上等を図るGIGAスクール構想が本格始動です。
 世界の教育充実の潮流に負けない未来志向教育の実現をめざし4年半前から活動してきた全国ICT教育首長協議会、その会長として萩生田(はぎうだ)文部科学大臣に提言しました。
 はじめにGIGAスクール予算の感謝を申し上げると、大臣から、協議会の有志自治体の活動が本格推進につながり、今後は「整備から活用」が肝心なので、協働連携で有効策を期待する旨のお話を頂き「今年はGIGAスクール元年」とされました。奇遇にも今年1月号市報のメインタイトルと同じです。
 未来のために必要と信じ活動してきた甲斐がありました。
 その成果として多久市でも今春1人1台パソコン活用がスタートです。慣れれば家庭でも活用できるようになります。
 その際にご家庭の協力もお願いします。ネット活用のマナーやエチケット、トラブルに巻き込まれない使い方の助言も大切です。基本は先生やICT支援員が指導されますが、仕事でパソコンを活用されているご家族はまさに頼もしい助言者、サポーターでもあります。
 あわせて多久市はICT教育環境を活かしたテレワーク活用で教職員の方々の働き方改革も行い、先進的取組みも推進中です。感染症下でもオンラインで学習継続できる体制も整えます。
 さらにICTはハンデのある子どもたちにも自己最適で自分らしい学びも可能にします。個性や特性を活かしつつ学んで、自分らしく活躍できるよう応援したいと思っています。(4月20日 記)