【市長コラム】ワクチン接種に向かいます（令和3年4月号）

　新型コロナウイルス感染症は世界に広がり、死者も発生し、変異株も明らかになっており、危機感は絶えません。
　この危機に直面し、市民の皆様の安全安心確保が最重要と位置づけ全力を尽くしています。
　感染の未然防止には、一人でも多くの感染予防協力が必要です。佐賀県内は感染が収まりつつ見えましたが、最近はカラオケ喫茶で感染拡大のニュース。油断すれば増加に転じます。
　市内の新型コロナウイルス感染者発生等については当初から包み隠さず広報しています。防災行政無線のマイクで直接呼びかけ、さらに「誹謗中傷しない」お願いもしました。心まで傷めてはならないからです。
　緊急事態宣言は3月21日で全国解除になりましたが、24日に東京都の新規感染は再び420人で、増加の恐れもあります。
　注目のワクチン接種については、ようやく政府から数量確保の通知が届きました。まずは4月12日に高齢者などへ接種券発送を始め、その他の方には6月28日発送予定です。届いたら接種日の予約をして下さい。4月26日以降に高齢者施設の入所者と施設職員に接種を始め、順次、対象者を広げます。ワクチン接種は完全予約制ですので接種券が届いたら必ず予約をお願いします。詳細は市報4月号と同時に配布した「ワクチン接種ガイドブック」をご覧下さい。
　自分の命と健康を守り、家族や友人、大切な人に感染を広げないためのワクチン接種です。
　もし新型コロナウイルス感染症に関連してお困りの事がありましたら、どうぞ遠慮なくお知らせ下さい。一人きりで悩まず、助けを求めて下さい。
　より良い新年度開始となるように全力を注ぎます。チーム多久としての課題解決に皆様のご理解ご協力をお願いします。（3月25日 記）