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【市長コラム】二度目の緊急事態宣言(令和3年2月号)

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2021年2月1日更新 <外部リンク>

 令和3年が明け、多くの皆さんの祈りと期待は、新型コロナウイルス感染症収束と普段の生活に戻れることでしょう。
 でも事態は甘くないようです。年末年始の帰省や移動、会食や歓談を介し感染は広がっています。各地でPCR検査の陽性者数が増えています。
 この厳しい状況を鑑み政府は首都圏1都3県を対象に1月8日から2月7日まで緊急事態を宣言。更に14日から追加があり、11都府県が対象になりました。各知事の要請に政府が応じた形ですが、要請なく対象となった隣県の福岡県は、経済と感染予防の両立を目指していたが、医療崩壊など状況悪化が懸念され宣言となったのでした。
 さらに独自の緊急事態宣言の動きもあり、厳しさが続きます。
 医療現場の疲弊や逼迫もあり、東京都で準備された病床の70%強が使われ、感染者が急増すれば、医療崩壊で対応不能になる恐れも聞こえてきます。
 佐賀県内も1月15日に新規感染者35人の最多を記録。県は「ステージ3に匹敵」との見解を表明。多久市では1月7日に2人、8日3人、18日1人、19日1人と続き合計13人。
 家族等への感染が気になります。すぐ傍にウイルスありと想定した対応が必要です。感染しても無症状の例もあり、知らぬまま感染拡大に関与すると思うことも重要です。
 ホッと安心した会食の際、マスク着用なしの長時間の会話は感染リスクが高いのです。だから「親しき中にもマスクあり」を肝に銘じて行動すべきです。
 ウイルスは人に付着して移動します。手洗い、うがい、手指消毒、適切な距離、換気など感染予防の徹底が不可欠です。自分のため、家族や大切な人のため、そしてみんなのために。(1月20日 記)