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【市長コラム】親しきなかにもマスクあり(令和2年12月号)

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2020年12月1日更新 <外部リンク>

 新型コロナウイルス感染症の対策と経済活動の活性化、その両立が課題となっています。
 経済再活性化への打開策として登場した「GoToトラベル」「GoToイート」等の対策事業。更に地域毎のクーポン券も加わって、多くの人々が割安感のある旅や食事、買い物に出かけ、観光業や飲食業に賑わい復活の様子も見えます。経済回復へのギアが入った印象です。
 でも、人が動けば自覚症状のない感染者も動き感染が広がるのではとの懸念もありました。
 ここにきて感染者が増加し、11月18日には全国での1日の感染者数が2000人を超え過去最多に。菅総理大臣は「最大限の警戒状況にある」とし、基本的感染防止対策の徹底とともに、食事でも会話をする時はマスク着用を呼びかけました。
 東京では1日の感染者が18日に493人、19日に534人と連日の最多更新。新規陽性者はこの7日間平均で326人と、11月4日時点の平均164人に比べ約2倍の勢いです。
 小池都知事は、感染者数が高い水準で推移し、重症化しやすい高齢者に陽性者が増えている現状に警戒を表明しました。
 その上で、会食時の留意点として「5つの小」の実践、すなわち「小人数」「小一時間程度」「小声」「小皿(に料理を分ける)」「小まめにマスク、換気、消毒」を呼びかけました。
 親しい仲間や家族との会食など、ほっとして気が緩み、マスク着用なしで長話に及ぶ場面で感染が広がります。だから会食中でもマスク着用が肝心です。
 県内は比較的落ち着いている方ですが、マスク、手指消毒、手洗い、密を避けるなどの予防の基本を実行し、安心できる年末年始を迎えたいものです。
 予防の徹底をお願いします。(11月19日 記)