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【市長コラム】台風一過、菅内閣スタート(令和2年10月号)

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2020年10月1日更新 <外部リンク>

 台風9号10号が連続して襲来しました。10号は「観測史上最大の暴風」という気象庁会見もあり、事前の備えも盛んでした。日本近海の海水温上昇により強大化したものの、佐賀県に向かう途中で状況が変化し、被害はさほどなく安堵しました。
 それでも避難者数は最多を記録し、今後の対策に活かします。被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。
 政治も台風並みの突風の様相でした。安倍首相の辞意表明から、後任を巡り3氏立候補による自民党総裁選と、衆参両院の首班指名が行われ、菅義偉官房長官が9月16日に第99代内閣総理大臣に就任。世論調査での支持率の最高は74%。改革推進を旗印に掲げた船出です。
 菅首相は「デジタル庁設置」「規制改革」「縦割り排除」「既得権益打破」等を掲げ、その座右の銘「意志あれば道あり」の改革意志が伝わります。未来に重要で不可欠なものばかりです。
 特にデジタル改革の注目度は高く、元IT担当大臣の平井大臣を任命し、来年にデジタル庁を設置し、デジタルトランスフォーメーション加速の流れです。世界レベルに遅れない改革推進が求められています。
 菅首相との御縁は第一次安倍内閣の総務大臣時代からです。地方分権改革も担当され、7人の改革推進委員会の1人に私も選任いただき、99回の会議を重ね、政府へ勧告を4回行いました。当時も「改革案は前例のないもの大胆なもので構わない。提出された改革は実行したい」と明快でした。その時以上の強い意気込みが感じられます。
 コロナ禍の克服と経済再生、新たな教育や福祉の創造は未来に必須です。「自助・共助・公助」のもと改革推進となります。
 「菅総理、お願いします」(9月23日記)