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【市長コラム】市内感染者発生と緊急事態宣言(令和2年5月号)

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2020年5月1日更新 <外部リンク>

 4月22日に県内18例目の感染者が市内で確認されました。目下のところ、佐賀県で濃厚接触者などの詳細調査中です。
 市民の皆様には感染予防のため3密(密閉・密集・密接)を避ける、手洗い・うがい・咳エチケットなど徹底してください。
 感染者も感染しようとして感染された訳ではないので、個人特定や誹謗中傷なきよう落ち着いた対応が肝心です。他所では感染者の家族が差別的対応を受け、心も痛める例もありますので、「恕の心」を重んじる多久市では、そのようなことがないよう、人権にも配慮した適切な行動をお願いします。
 感染症に関する誤った知識や不確かな情報で、感染者や治療にあたる医療関係者とその家族、感染拡大地域からの帰省者や外国人に不当な差別偏見、いじめ等がないよう、正確な情報による冷静な行動をお願いします。
 政府は、新型コロナウイルス感染症拡散防止のため、4月16日に緊急事態宣言を全都道府県に拡大しました。全国民による感染予防徹底が肝心です。
 ウイルスは人の移動により拡散するので行動自粛は必須です。まさに「ステイホーム(自宅にいる)」が世界の合言葉です。
 宣言拡大により学校は5月6日まで休校、市施設も閉鎖です。皆様にはご不便もおかけしますが、ご理解をお願いします。
 給付金の早期給付に向けて作業も迅速に進めていきます。経済の落ち込みも懸念され、更なる工夫や対策を図るとともに、国と県にも求めていきます。
 飲食業も苦難にあるので、「食TAKUプロジェクト」のテイクアウト情報発信で支援中です。ご利用をお願いします。
 まずは5月連休で不要不急の外出を控え、ステイホームです。何としても乗り越えましょう。(4月22日12時記)