世界の選手が活躍した冬の平昌五輪もドラマ満載でした。
男子スキーアスロンでノルウェーのクルーゲル選手はスタート間もなく転倒。68人の最後尾になるも、諦めず徐々に順位を上げ、初出場で金メダルの快挙。諦めず自分を信じて踏ん張ることの大切さが光りました。
フィギアスケートでは、日本の羽生結弦選手がケガを克服し、ブランクを全く感じさせない圧巻の演技で世界を魅了し、66年ぶりの金メダル連覇。あくなき探求心が異次元の強さと優雅さを生みました。羽生選手を目標に躍進めざましい宇野昌磨選手も一度の転倒をものともせず奮闘し、銀メダルの栄冠。ともに真剣な心と努力が光ります。
インタビューの際、羽生選手は、ファンからの贈り物を床に置いて応じる時に「国旗は床に置けないので誰か持ってもらえますか」と頼んでいます。このような心の姿勢こそ肝心です。
スピードスケート女子500m金メダルの小平奈緒選手は、ライバルで友人でもある銀メダルの韓国・李相花選手と抱き合って互いの健闘を讃え合いました。2つの国旗が氷上になびき、友情と美しい感涙が光った姿は無類の感動を呼びました。
感動の冬の五輪を越えて迎える3月は巣立ちの季節です。
春からの新生活に希望と不安をかかえて向かうみなさん。自分を信じ積極思考で飛翔してください。どうしても心配なら、心配の種を書き出し、ひとつひとつチェックすれば、「案ずるより産むが易し」とわかるはずです。心配性気質は、物事は慎重にというDNAの教訓です。独自の積極マインド構築が肝要です。メダリストに劣らない素晴らしい祝福に出会えるはずです。
さあ頑張って!