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12月 健康危機宣言

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2017年12月1日更新 <外部リンク>

 いよいよ師走になりました。
 記者発表もしましたが、タクア(旧ゆうらく)の漏水問題が発覚し、十分な対策工事を行うこととしました。施設運営継続に必要との判断からです。オープンを待たれていた方、雇用等の関係にもご心配をおかけしています。再生活用と活性化に向け、さらに協議を重ね適切に対策を講じていきます。ご理解をお願いします。
 さて今回は「市民の健康が危機的」というテーマです。
 市では皆さんの健診データを分析し対策に努めていますが、最近10年間の市民の健康状況をみると高血圧、高血糖、メタボ数値等どれも危機的です。
 お互いの人生のためにもなんとかしないといけない。健康維持向上を広げれば、その効果として医療費減少、さらに健康保険料抑制にも資するはずです。
 では現状はどうか。高血圧は血管や臓器を傷め、血管の弱い部分に動脈瘤も発生させます。命に関わる一大事です。高血圧の主な原因は塩分。減塩が重要です。食生活改善指導員ヘルスメイトの皆さんほかの尽力で改善が進んできています。かつて県内ワーストが今は中位です。
 でも、高血糖は相変わらず悪く県内ワーストです。自覚症状ないまま進む糖尿病は合併症を併発し、壊死や失明や足切断に至ると警告される病です。個人としても地域としても本気の改善が不可欠です。
 この状況は「健康危機宣言」といっても過言ではないと感じます。日々の食事、運動、習慣を見つめ、かかりつけ医や保健師の助言を素直に受け入れ、改善を実行いただきたいのです。二度とない人生、かけがえのない身体と健康ですから。
 寒冷の季節。うがい手洗いを忘れず健康でお過ごし下さい。