1月の都道府県対抗男子駅伝大会で佐賀県チームは4位に輝きました。躍進に大きく貢献したのは多久市の東原庠舎東部校9年生・笠原大輔(かさはらだいすけ)選手です。地道に着実に練習を重ねた成果です。2区で6人を抜いて2位に上がる活躍。その快走ペースをチームが繋いでの上位入賞。素晴らしい。優れた指導者のもと、的確な練習を積み上げる。努力を続けるという才能が光ります。
このように、すべての子どもが、それぞれの目標に向けて努力し、個性・特性も瞳も輝く進路を開いてほしい。
まさにこの視点で、しかも未来への確実な備えを可能にする教育が求められています。
そして今、そのような教育改革が加速しています。政府はICT教育環境の充実整備を国家戦略として推進する計画と大型予算を公表しました。
これから4年かけて、すべての小中学校で1人1台パソコン環境を実現すると総理大臣施政方針演説で表明されました。目下のところ文部科学省で実行への要綱や詳細の大詰め中です。
めざすは世界標準と時代要請に的確に対応できる未来志向の教育推進と個性の開花。その重要性は経済界・世界から指摘されてきました。同様の危機感をもつ有志首長でICT教育首長協議会を立ち上げて3年半。政府や国会などの関係者のご理解ご尽力でここまで来ました。
今回のビジョンにあるように、高速大容量の情報ネットワーク活用を可能とする環境整備、1人1台PC環境で多様な教育充実の具現化が期待されます。
世界標準レベルの教育環境が実現できれば、日本の子どもたちの可能性も拡がり、日本の未来にも新たな春到来でしょう。
がんばれ、可能性いっぱいの子どもたち。自分を信じて。