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【市長コラム】復興推進と即位礼正殿の儀(令和元年12月号)

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2019年12月1日更新 <外部リンク>

 早くも師走です。今年は5月1日に、元号が平成から令和に改まった記念すべき年です。
 しかし、8月には豪雨が多久市ほか県内に大きな被害をもたらしました。NHK全国と国際放送の冒頭で報じられたのは、多久町石州分での消防団員による警戒呼び掛けと河川増水の様子でした。その後、時間雨量100ミリの強雨が各所で降り、河川越流が内水とあいまって水害となりました。
 市民生活に重大な支障が出る状況には至らないものの、道路、河川、林道、農地等に千箇所を超える被災です。現在、復旧復興に全力を挙げています。
 着実な推進には人材が不可欠です。本稿執筆の11月20日現在で20名の派遣を受け、災害査定に、「チーム多久」として当たっています。貴重な応援の配慮を頂いたのは、市では大分県日田市、神奈川県鎌倉市・小田原市、秋田県横手市、岐阜県恵那市、愛知県東海市・田原市・西尾市、和歌山県有田市、福井県勝山市、熊本市の各市です。県では佐賀、福岡、長崎、熊本、大分、宮崎の各県です。さらに山口県からも応援の予定です。優秀な人材を派遣頂き、実に有難く、感謝に堪えません。
 そして、今秋は天皇陛下御即位を寿ぐ(ことほぐ)儀式が続きました。即位礼正殿の儀で即位を内外に宣明され、祝賀御列の儀には大勢の人々が祝意を寄せました。千年を超え継承される伝統儀式・大嘗祭も厳粛かつ無事に挙行されました。天皇陛下は「国民の幸福と世界の平和」のおことばを幾度も述べられました。
 人々の心に寄り添い、諸事に誠実に真摯に臨んでいかねばと思いを新たにいたしました。
 寒さも本番になります。うがい、手洗い、体調管理を忘れず、お健やかにお過ごしください。そして佳き年をお迎えください。