ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 市長の部屋 > 【市長コラム】チーム多久市として復興推進(令和元年11月号)

【市長コラム】チーム多久市として復興推進(令和元年11月号)

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2019年11月1日更新 <外部リンク>

 それにしても過酷な被災状況です。10月12日台風19号は甚大な災害を各地に及ぼし、71河川で130か所を越える堤防が決壊しました。急激な増水と氾濫で、逃げる暇もなく犠牲者となった人数は80人を超え、行方不明者を加えると100人に迫ります。(10月23日現在)
 その前に襲来した台風15号は千葉県に大規模停電を発生させ、屋根等を破壊し、人々は家屋に浸入する雨水を防ぐことすら難儀の状況でした。
 そこに襲った台風19号の勢力は915hpと強大化し、「また屋根が壊され停電も」と危惧されました。ところが今度は川の上流での大雨が下流に集まって、雨量はないのに河川が氾濫するという災害になりました。
 被災者の多さ、被害の広範さに政府は激甚災害指定を早々に表明し、被災自治体が積極的に復旧復興推進ができるように支援する方針を示しました。
 この災害状況を考慮し、令和天皇の即位礼正殿の儀は10月22日に行われるものの、祝賀パレードは11月10日に延期されました。両陛下の「国民と共に歩む」お気持ち尊重と被災地への配慮によるといわれます。
 多久も8月28日の大雨災害で被災し、復旧復興をめざしています。予算、人材、態勢の確保が不可欠です。財政面は激甚災害指定で筋道も見えそうですが、査定に必要な仕事を進める人材確保が肝心です。佐賀県、九州各県ほか全国青年市長会、嚶鳴フォーラム、改革進化市長の会等の会員自治体にお願いして確保できました。支援くださる自治体の首長と関係の皆様に感謝申し上げます。
 10月25日の市政報告会では市の災害状況もお話しました。
 市民の皆様のご理解ご支援もいただき、チーム多久市として復旧復興をめざします。