「未来を予測する最善の方法は未来を発明することだ」。
これは、パーソナルコンピューターの父ともいわれ、教育者でもあるアラン・ケイ(Alan Key)氏の言葉です。
あらゆる分野でこれまでにない変化が起こっています。これからどうなるかと心配したり、想像したりするのも人の常です。
今まさに、前例や常識、過去の成功モデルが機能しなくなっており、すべての子どもたちのこれからの指針ともなるものだと評価されている言葉です。
彼はつづけてこう語ります。「未来は、あらかじめ引かれた線路の延長上にあるのではない。それは、われわれ自身が決定できるようなものであり、宇宙の法則に逸脱しない範囲で、我々が望むような方向に作り上げることもできる」。
そうなのです。不確定な未来を予知・予測することは困難ですが、未来を創ることを発意する、あるいは未来創造に参加・協力する。そして未来創造を可能にする。それが未来を見通すことになるということです。
明日がどうなるかと案じるのではなく、明日をどう創るかに日々新たに挑むことです。
未来創造には不可欠の4要素があります。(1)情熱(パッション)、(2)志・未来展望(ビジョン)、(3)使命観(ミッション)、(4)行動(アクション)です。
成し遂げたいビジョン(志)があり、それは自分のミッション(使命)ととらえ、行動(アクション)し、情熱(パッション)をもって続ける。4つは未来創造、人生充実に重要です。
そんな思いを抱き、事に臨み、充実の時を重ねたいものです。