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8月 初心忘れず、出会いと経験を活かし、未来創造

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2017年8月1日更新 <外部リンク>

 いろいろな出会いの御縁から、新たな展開につながることがある。素朴な「協力してほしい」の相談依頼に、「できる範囲で」とお応えし、約束の有言実行を心がけただけだが、真摯に努めれば結果も出るし、次なる展開や市政への効果も派生し、未来創造につながっていく。
 6月コラムで紹介した全国ICT教育首長協議会は7月11日に松野博一文部科学大臣を訪ね、提案書を手渡して教育改革推進を要望した。子供達はかけがえのない1年1年を過ごすだけに真剣に理想を探求したい。
 最近は、あらゆるものをインターネットで結び変革を促す「IoT」に注目が集まっている。そんな時代の社会進展を図る「地域IoT官民ネット」の設立にも関わった。これも出会いの御縁からだ。昨年既に総務省の「IoT実装タスクフォース」に委員として参画し、担当審議官の協力要請に「できる範囲で協力します」と、地域IoT推進に努めた結果である。
 7月11日に官民265の自治体・団体で設立総会を行い、続いて「IoTガールズ」顔合わせミーティングに参加した。
 印象的なのが民間の取組み。IT企業のみならず金融・保険・商社など広い分野でIoT担当部署がある。官も負けずに取組み、相互連携で新たな繁栄を生み出すべきと強く感じた。
 多久市も総務省IoT活用事業に選ばれ、新しい時代の防災行政向上に挑む。これを契機に未来創造を加速させたい。
 行政もイノベーションの時代。初心を忘れず、これまでの経験を活かし、時流をとらえつつ、トップランナーをめざしたい。