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インフルエンザを予防しましょう

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2025年12月8日更新
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 ⚠インフルエンザ注意報発令中⚠        (令和7年11月27日発表)

佐賀県内でインフルエンザの流行が拡大しています。「かからない」「うつさない」予防対策を実施しましょう。

 インフルエンザの症状

インフルエンザとは、インフルエンザウイルスに感染することによって発熱や咳などの症状をきたす感染症です。

感染してから1~3日間ほどの潜伏期間の後に、38度以上の高熱、悪寒、頭痛、咳、鼻汁、筋肉痛、関節痛などの症状が出現します。症状は一般的な風邪とよく似ていますが、一般的な風邪と比較して全身症状が強く出やすいことが特徴です。また、感染しても症状を引き起こさないこともあります。

子どもがインフルエンザに感染するとまれに急性脳症を引き起こすことや、高齢者では肺炎を引き起こすなど重症になることがあります。発症後から3~7日間程度はウイルスを排出する可能性があることから、人との接触や不要不急の外出を控えるなど周りの人に感染を広げない配慮をお願いします。

感染経路は

  1. 飛沫感染:感染者の飛沫(くしゃみ、咳、つばなど)と一緒にウイルスが放出され、他の方がそのウイルスを口や鼻などから吸い込んで感染します。
  2. 接触感染:感染者がくしゃみを手で押さえた後、その手で周りの物に触れるとウイルスがつきます。他の方がそれを触るとウイルスが手に付着し、その手で口や鼻を触ると粘膜から感染します。

発症後から3~7日間程度はウイルスを排出する可能性があることから、人との接触や不要不急の外出を控えるなど周りの人に感染を広げないよう配慮をおねがいします。

 インフルエンザの予防    

厚労省ポスター

咳エチケット・マスクの着用​

咳・くしゃみが出るときは、感染を広げないためにマスクを着用しましょう。
また、ティッシュや腕の内側などで口と鼻を押さえ、他の人から顔を背けて1m以上離れましょう。

手洗い

感染症の予防には手洗いなどの手指衛生が有効です。
人が多く集まる場所から帰ってきたときには手洗いを心がけましょう。
手洗いは、石けんをよく泡立て20秒から30秒程度かけて指の間や指のつけね、手首まで洗い、流水でしっかりと洗い流すことが大切です。流水で手を洗えないときは、手指にすり込むタイプのアルコール製剤も有効です。しかし、手で見えるような汚れがある場合は消毒効果が低下するため、その場合は流水・石鹸での手洗いを行いましょう。

換気

インフルエンザの予防のために、定期的に換気を行いましょう。室内の空気を入れ替えることでウイルスがこもらない環境を保つことができます。窓を開けたり、換気扇を活用して、こまめな換気を心がけましょう。​

規則正しい生活

インフルエンザ予防には日常的な健康管理も重要です。食事や睡眠を十分にとり、抵抗力を高めることが効果的です。

予防接種

インフルエンザワクチンには、発症をある程度抑える効果や重症化を予防する効果があります。

特に子どもや高齢者や基礎疾患などの重症化リスクが高い方はインフルエンザワクチンを接種しましょう。

また、65歳以上の高齢者の方のインフルエンザ定期予防接種については、こちら(高齢者インフルエンザ予防接種のお知らせ)をご確認ください。

(接種期間:令和7年10月1日から令和8年1月31日まで)

 

インフルエンザワクチン
種類

インフルエンザHAワクチン

(従来のワクチン:注射タイプ)         

フルミスト

(鼻にスプレーするタイプ)

対象者 生後6ヶ月から全年齢

2歳〜18歳

接種方法 皮下注射 鼻腔内に噴霧(鼻にシュッとスプレー)
接種回数

13歳未満の人は原則2回

13歳以上の人は1回

1回

ワクチンの種類 不活化ワクチン

生ワクチン

(※感染のさせるおそれがあるためワクチン接種後は重度の

  免疫不全者との接触は避けてください)

費用 3000円から5000円程度 8000円程度

ワクチンの効果持続期間

4〜6ヶ月程度 約1年間
メリット

長年使われているため安全性と有効性が証明されている

妊婦や高齢者も安全に接種することができる

重症化を予防する

針を刺す必要がないため痛みがない

1回の接種で完了する

インフルエンザの発症抑制効果が高い、重症化を予防する

デメリット 注射なので痛みがある 接種費用が高い、風邪様症状が出ることがある

よくある

副反応

注射部位の腫れ、赤み、軽い発熱

 

鼻水・鼻づまり・のどの違和感

 

注意点 本剤の成分で過去にアナフィラキシー反応を呈したことがある人は接種できない。

妊婦や免疫不全の患者、重度の喘息の患者、アスピリン内服中の患者などは接種不可。

鼻水が多い人、泣いてしまう子どもは接種が難しい場合がある。

※フルミスト(点鼻ワクチン)は公立佐賀中央病院で接種することができます。詳しくは公立佐賀中央病院 フルミスト接種について [PDFファイル/405KB]をご覧ください。

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