認知症の基本
認知症ってどんな病気?
認知機能が持続的に低下し、生活に支障を起こすようになった状態です。
認知症の主な種類
- アルツハイマー型認知症
- 血管性認知症
- レビー小体型認知症
- 前頭側頭型認知症
- その他
認知症になったらどうなるの?
認知症になると、徐々にもの忘れが増え、時間・場所・人の認識が難しくなり、わからないことが増えていきます。また料理や計画を立てるなど、複雑なことも苦手になります。
認知症になっても、思いや気持ちは保たれるため、うまくいかない時には、とまどい、不安、イライラなどが起きやすいのです。
認知症の程度別症状の例
軽度
- 同じものを何度も買ってしまう
- 計画や段取り通りに行動できない
- 曜日や時間がわからなくなる
- 約束を完全に忘れてしまう
- つくる料理の品数が減る
- 自力で公共機関を使って新しいところへ行けない
- 笑顔が少なくなる
中等度
- 知っているはずの場所で迷子になる
- 季節に合った服が着られない
- 着替えや入浴を嫌がる
- 数を覚えることができない
- 言葉が出ない
- あてもなく歩きまわる
- 暴力を振るう
- 記憶障害が進む
高度
- 古い記憶も消える
- トイレに失敗する
- 家族の顔や人間関係がわからなくなる
- 言葉が理解できない
- 話さなくなる
- 自宅にいてもどこかわからなくなる
- 自分でやれることが少なくなり、常に介護が必要になる
- 食べることもできなくなる
認知症のサインはどんなこと?
認知症の前段階(軽度認知障害:MCI)では、次のような症状が繰り返し現れます。この時期や軽度の時期に治療を受けたり、予防に努めることで、認知症の発症や進行をおさえられることがあります。
軽度認知障害(MCI)の症状の例
- 新しい出来事を記憶できない
- 昨日の夕飯を食べたことは覚えているが、何を食べたかを忘れてしまう
- 大事なものをどこに置いたか忘れてしまう
- 水道の蛇口を締め忘れたり、スイッチやガスを忘れてしまう
- 考えるスピードが遅くなる
- 同時に二つ以上のことができない
- 洗濯機、自動改札、ATMなどの機械操作でまごつく
- 計画や手順が苦手になる
- 料理などの手順がわからなくなる
- 普段の買い物などの手順がわからなくなる
- 時間を理解できなくなる
- 日付や曜日がわからなくなる
- 段取りが悪くなる(すべきことが抜けることが多くなる)
- 意欲がなくなる
- 整理整頓や掃除をしなくなったり、なんとなくだらしなくなる
- 長年続けていた趣味をやめてしまう
接し方で気をつけてほしいこと
認知症の人は、わからないことやできないことが増え、不安な気持ちになっています。そんなときに怒られたり、責められたりすると、どうしていいかわからなくなり、症状がよりひどくなってしまいます。責めるのではなく、できることをほめるなど、お互いに笑顔になれるようにしましょう。
接し方の7つのポイントと3つの「ない」
7つのポイント
- まずは見守る
- あわてず笑顔で
- 声をかけるときは一人で
- 後ろから声をかけない
- 優しく話す
- おだやかに、はっきりとした声で
- 相手の声をよく聞き、ゆっくり接する
3つの「ない」
- 驚かせない
- 急がせない
- 心をきずつけない
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