高齢者の見守り支援シール交付事業【動画追加しました】
市では、認知症などによって行方不明になることが心配される高齢者の安全確保と、その家族や介護者等の負担軽減のため、行方不明等が発生した際の安否情報を共有できるサービス「高齢者見守り支援シール事業」を令和2年8月から始めました。
事業内容
QRコード付きのシールを高齢者の衣服や持ち物(杖、カバン、靴など)に貼り、行方不明等が発生した場合、高齢者を発見した人がそのQRコードをスマートフォンで読み取ると、家族や介護者等へメール送信されます。また、インターネット上の伝言板(どこシル伝言板)を使って、発見者と介護者がお互い連絡先などの個人情報を知らせることなく、直接やり取りすることができ、引き渡しが円滑に行えます。
伝言板上には、対象者への対応時の注意点(呼びかけ方、身体的特徴、既往歴等)を登録することができ、発見者はそれを参照して対応することができます。(氏名、生年月日、住所等個人の特定ができる情報は登録しません。)
また、読み取った人の個人情報がインターネット上に流出することもありません。
対象者
多久市在住で認知症の診断を受け、行方不明になる可能性のある、おおむね65歳以上の人
(若年性認知症の診断を受けた人も対象となります)
見守りシール交付枚数
耐洗シール(衣服などにアイロンで貼るタイプ) 40枚
【耐洗シール見本】
蓄光シール(靴や杖、カバンなどに貼るタイプ) 10枚
利用料
無料
(ただし、シールの追加購入については自費となります)
申請・交付窓口
高齢・障害者支援課 高齢者支援係(電話 0952-75-6033)にお問い合わせください。
見守りへのご協力をお願いします
見守り支援シールが衣服などに付いている人をお見かけし、気になることがある場合や、徘徊の疑いのある場合はやさしくお声かけいただき、QRコードをご活用ください。
認知症の人には「驚かせない、急がせない、自尊心を傷つけない」対応をお願いします。