受益者負担金について
受益者負担金とは?
下水道は、道路や公園のように不特定多数の人が利用できるわけではなく、整備された地区の人に限られるため、建設費用を市の財源だけでまかなうと下水道を利用できない人との間に負担の不均衡が生じることになります。このため下水道整備により土地の便益性が増し、その土地の利用価値が上昇するなどの利益を受ける人を受益者と定め、建設費の一部を負担してもらうのが「受益者負担金」です。
誰が受益者負担金を納めるのですか?
原則として土地の所有者が負担することになります。ただし、その土地に地上権、賃貸借、使用賃借などの権利が定められている場合は、その土地の「権利者」が負担することになります。
受益者の決め方(例)
持ち家の場合
Aさんの土地に、Aさんが家を建て、Aさんが住んでいる場合
受益者はA
Aさんの土地に、Bさんが家を建て、Bさんが住んでいる場合
受益者はAまたはB
貸家・アパートの場合
Aさんの土地に、Aさんが家を建て、Bさんが住んでいる場合
受益者はA
Aさんの土地に、Bさんが家を建て、Cさんが住んでいる場合