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鳥インフルエンザ ウイルス感染についてQ&A

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2024年2月7日更新
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以下は、世界保健機関(WHO)が2013年4月2日に発表したQ&Aです。

1 鳥インフルエンザA(H7N9)について心配なことはなにか? インフルエンザウイルスの多くは、動物(ブタや鳥類など)固有のウイルスであり、通常、種の壁を越えて感染することはありません。今般、鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルスのヒトへの感染事例が初めて報告されたことから心配されています。
2 鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルスはヒトからヒトに感染するか? 現時点では、感染が確定した患者間や、患者との接触者の中で、ヒトからヒトに感染したという形跡はありません。引き続き、ヒト-ヒト感染を含む、すべての考えられ得る感染源について調査することとしています。発生の規模や、感染源、感染経路、最適な治療法および必要な感染予防対策や管理措置について、さらに調査を進め、動向を注視することは、さらなる患者の発生を確認する上で非常に重要だと考えています。
3 この感染は、最近、上海周辺の河川に16,000 匹以上のブタの死骸が廃棄さ
れたことと関係があるのか?
死んだブタも調査対象の一部ですが、その関連性は証明されていません。
4 鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルスは、一般国民にもリスクがあるのか? 現時点では、感染が確定した患者間や、患者との接触者の中で、ヒトからヒトに感染したという形跡はありません。中国の一般国民や国外の人々に対する鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルスのリスクは、現在、調査中であり、情報が明らかになり次第、提供される予定です。
5 これまでにどのような対策を講じたのか?WHOはどんな支援をしているのか?

中国政府は以下の対策を講じているところです。

  • サーベイランスの強化
  • 患者の管理と治療の強化
  • 疫学調査と濃厚接触者の追跡
  • 検査室機能の強化
  • 医療従事者の教育とガイドラインの発行
  • コミュニケーションの向上

ヒトの鳥インフルエンザA(H7N9)感染事例は、今回、初めて報告されたことから、WHOとしても重く受け止めています。WHOは、状況をより確実に把握するために、各国の当局と密接に連携するとともに、新たに重要な情報が入手できた際は共有することとしています。

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個人として、鳥インフルエンザA(H7N9)への感染を予防するにはどうしたらよいか?

鳥インフルエンザA(H7N9)だけではなく、多くの感染症の伝播を予防するためには、衛生に気をつけるという基本的な習慣や、食品を安全に取り扱うことが必要不可欠です。

  • 食品を扱う前後およびその間、食事の前、トイレの後、動物やその排泄物に触れた後、手が汚れているときなど、頻繁に手洗いを行いましょう。家庭内に病気の人がいるときには特に入念に行いましょう。
  • 医療現場では、他の患者や医療従事者への感染を予防するためにも、手洗いは必須です。病原体は手洗いによって物理的に洗い流すことができます。またアルコール消毒も有効です。(病原体を死滅させます)
  • 咳やくしゃみをする際には、口と鼻をハンカチやティッシュで覆いましょう。
  • 高病原性の鳥インフルエンザウイルスが存在する可能性のある場所では、ウイルスのついた手指から鼻・口・結膜などにウイルスが付着するのを防ぐため、手指の衛生(手洗いとアルコール消毒剤の使用等)は非常に重要です。