『多久市立図書館 創立100周年記念セレモニー&滝口康彦生誕100年記念上映会「切腹」・仲代達矢トークショー』を開催しました
大正13年3月に創立した多久市立図書館は令和6年3月に100周年を迎え、令和5年度をメモリアルイヤーとして、さまざまなイベントを行ってきました。
3月20日(水・祝)にフィナーレを飾る記念イベント『多久市立図書館 創立100周年記念セレモニー&滝口康彦生誕100年記念上映会「切腹」・仲代達矢トークショー』を中央公民館で開催し、約500人が来場しました。
セレモニーの後、多久市に住まい、一途に時代小説を書き続けた作家・滝口氏の著作「異聞浪人記」を原作とした映画「切腹」をフィルムで上映。その後、「切腹」の主役を演じた仲代さん、滝口氏の長男である原口郁哉さん、前多久市教育長で多久市立図書館支援ボランティアの田原優子さんによるトークショーが行われ、滝口氏の作家人生エピソードや仲代さんの芝居や舞台などに対する思いなど、時折笑いを交え、懐かしく当時を思い返し会場を沸かせていました。最後は3人へ感謝の花束を贈呈し、大盛況のうちに幕を閉じました。
市外から訪れた来場者は「91歳の仲代さんに元気をもらい、お会いできてとてもうれしかった。滝口さんの貴重なエピソードを聞き感激しました」と笑顔で話されました。
田原さん、仲代さん、原口さんによるトークショーが行われました
会場には滝口氏の直筆原稿や作家時代にやりとりしたお手紙などを展示
横尾市長から感謝の花束を贈られました
市内外から多くの人が来場されました