三百年の歴史を刻む秋季釈菜を執り行いました
10月23日(日曜日)、国指定重要文化財の多久聖廟で儒学の祖である孔子とその弟子たち(顔子・層子・子思子・孟子)を祀る伝統行事、釈菜が執り行われました。
当日は晴天にも恵まれ、来場者は約2000人。
式典後には孔子祭が行われ、東原庠舎西渓校児童・生徒による「釈菜の舞」や「孔子の里腰鼓」、趙勇氏の揚琴演奏に合わせた「参列生徒の唱歌」、のぞみ保育園児のかわいらしい踊り「花棒舞」などを披露。子どもたちの元気いっぱいな姿に会場は大いに盛り上がりました。さらに、観客を巻き込みユーモラスに動き回る「獅子舞」が舞い踊り、獅子舞に頭を噛まれて大泣きする子どもや自ら頭を差し出す来場者など多くの人が魅了されました。
また、多久市物産館「朋来庵」自由広場では、3年ぶりとなる「多久聖廟蚤の市」が開催され、約40の業者や個人の出店が並び、市内外から訪れた家族連れなど多くの人がフリーマーケットを楽しみました。
詣廟(けいびょう)
中国の古式にならい儀式が執り行われました
雅楽を演奏する伶人
色鮮やかな衣装を身につけた「釈菜の舞」
西渓校児童による「孔子の里腰鼓」
会場を動き回る「獅子舞」