熱中症の危険が高まる時期となります。今年の夏も暑さが一層厳しくなることが予想されます。
夏本番前の5月から6月は、急な気温上昇や高温多湿となる日が多くなります。暑さに身体が慣れていない時期でもあるため、熱中症への注意が必要です。
4月24日(水曜日)から10月23日(水曜日)までの間、「佐賀県熱中症特別警戒アラート・警戒アラート情報」が運用されています。
「佐賀県熱中症特別警戒アラート・警戒アラート情報」について
アラート発表状況はこちらhttps://www.pref.saga.lg.jp/kiji00347065/index.html<外部リンク>
発表された情報はテレビ、防災無線、SNSを通じて発信されるほか、佐賀県のホームページやスマートフォンアプリ「防災ネットあんあん」防災ネットあんあん [PDFファイル/766KB]でもアラート情報が配信されます。
熱中症は事前の予防行動でそのリスクを避けることが重要です。これからの季節、日ごろの体調管理とともに、暑さにも気を配り、より積極的に熱中症予防の行動を心掛けください。
・エアコンや扇風機を上手に利用する等、部屋の温度を調節し涼しい環境に
・換気扇の活用、窓やドアを開放し換気を確保しつつ、エアコンの温度設定をこまめに調整
・暑い日や時間帯の外出はできるだけ控え、無理に行動しない
・通気性の良い服装、外出時の日傘や帽子の着用
・保冷剤や氷、冷たいタオルなどでからだを冷やす
・急に暑くなった日等は特に注意する(こまめな休憩や日陰の利用)
・のどが渇く前に水分補給
(特に高齢者は体内の水分量が少なくなったり、のどの渇きを感じにくくなります。1時間ごとにコップ1杯飲む、
入浴前後や起床時に飲む等意識して水分をとりましょう)
・1日あたり1.2リットルを目安に
・大量に汗をかいた時は塩分も忘れずに
※持病があり、水分・塩分の制限がある場合はかかりつけ医の指示に従いましょう
・日頃からの体温測定、健康チェックなど自分の体調を把握しておきましょう
・体調が悪いと感じたときは、無理をせず自宅で静養を
・暑くなり始めの時期から適度に運動をしたり、汗をかく準備をしておきましょう
・「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる強度で毎日30分程度を目安に体を動かす
・日ごろから水分補給を心がけ、飲む習慣をつける
・危険な暑さが発表されている時は、原則外での運動は中止、延期をする心がけを
・熱中症患者のおよそ8割は65歳以上の高齢者です。
・高齢者や子ども、障がいをお持ちの方は、体内水分量の違いや地面との距離の近さ等で熱中症になりやすいので 十分に注意しましょう。
・熱中症関連リーフレット~高齢者のための熱中症対策~ [PDFファイル/1.28MB]
・熱中症を疑う症状について日ごろから関心を持ち、知っておくことが大切です。
熱中症の危険がある環境下で以下のような症状がある場合は熱中症を疑い、早めの対処や応急処置を行い、重症化しないようにしましょう
【軽度】めまい・立ちくらみ・筋肉痛・汗がとまらない
【中度】頭痛・吐き気・体がだるい(倦怠感)・虚脱感
【重度】意識がない・けいれん・高い体温である・呼びかけに対し返事がおかしい・まっすぐ歩けない・走れない
・熱中症関連リーフレット~ご存じですか?予防・対処法~ [PDFファイル/2.38MB]
・佐賀県ホームページ「熱中症にご注意ください」<外部リンク>
・環境省熱中症予防情報サイト<外部リンク>
・厚生労働省ホームページ「熱中症関連情報」<外部リンク>