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多久市郷土資料館春季企画展「多久古文書学校の活動展2024佐賀藩草創期の機密肥陽旧章録」のお知らせ

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2024年5月2日更新 <外部リンク>

多久古文書学校の活動を紹介する展覧会です。多久古文書学校は1980年から現在まで、多久の歴史と文化を広く伝え、多久市民が自ら資料を読み解く一助となることをめざし活動してきました。今年は多久古文書学校の発行した本より、佐賀藩草創期の貴重な文書を多数収録した「肥陽旧章録」(ひようきゅうしょうろく)をとりあげ、郷土資料館が所蔵する近世の資料を展示します。
多久茂辰からの質問状、キリシタン宗門改、鍋島直茂から龍造寺政家への「おうらみ状」に関する展示があります。草創期の佐賀藩で、龍造寺四家の一つである多久家の担った役割を再考します。

展示内容紹介

小城藩鍋島家肥旧章録刊本

多久古文書学校が2022年に刊行した「小城鍋島家肥陽旧章録」第一集。「肥陽旧章録」は元々江戸時代に多久領で作成された史料叢書。多久家が所有していた原本が失われ、小城藩で写した写本などが残っています。第一集では27冊のうち一巻から三巻をくずし字を活字にして収録しています。

 

問題手頭

これは「肥陽旧章録」(ひようきゅうしょうろく)に収録された「問題手頭点合」(もんだいてがしらてんない)一部分です。「問題手頭点合」は多久家二代領主多久茂辰(たくしげとき)から15人の佐賀藩重臣たちへの質問状とその回答を記録したものです。茂辰は、佐賀藩は徳川の時代をどう生き抜くべきかを問うています。

チラシ

多久古文書学校展2004多久古文書学校展2024チラシ裏