熱中症にご注意ください!
熱中症の正しい予防法と対処法で徹底した予防行動を!
夏本番となり、急な気温上昇や高温多湿となる日が多くなり、熱中症警戒アラートも発表されるなど、熱中症への危険が非常に高くなっています。十分な予防行動を心がけてください。
4月23日(水曜日)から10月22日(水曜日)までの間、「佐賀県熱中症特別警戒アラート・警戒アラート情報」が運用されます。
「佐賀県熱中症特別警戒アラート・警戒アラート情報」について
アラート発表状況はこちらhttps://www.pref.saga.lg.jp/kiji00347065/index.html<外部リンク>
発表された情報はテレビ、防災無線、SNSを通じて発信されるほか、佐賀県のホームページやスマートフォンアプリ「防災ネットあんあん」防災ネットあんあん [PDFファイル/766KB]でもアラート情報が配信されます。
熱中症は事前の予防行動でそのリスクを避けることが重要です。日ごろの体調管理とともに、暑さにも気を配り、より積極的に熱中症予防の行動を心掛けましょう。
(1)暑さを避けましょう
・エアコンや扇風機、遮光カーテン、すだれなどを上手に利用し、部屋の温度調節で涼しい環境に
・換気扇の活用、窓やドアを開放し換気を確保しつつ、エアコンの温度設定をこまめに調整
・暑い日や時間帯の外出はできるだけ控え、無理に行動しない
・通気性の良い服装、外出時の日傘や帽子の着用
・保冷剤や氷、冷たいタオルなどでからだを冷やす
(特に首や脇の下、太もも前側の付け根など大きい血管がある部分を冷やすのが効果的です)
・急に暑くなった日等は特に注意する(こまめな休憩や日陰の利用)
・「指定暑熱避難施設」で、暑さから見を守る
多久市内のクーリングシェルター /soshiki/24/31022.html
(2)室内でも、外出時でも、こまめに水分補給しましょう
・のどが渇く前に水分補給
(特に高齢者は体内の水分量が少なくなったり、のどの渇きを感じにくくなります。1時間ごとにコップ1杯(100〜200ml 程度)飲む、入浴前後や起床時に飲むなど、意識してこまめに水分をとりましょう。
・1日あたり1.2リットルを目安に
・大量に汗をかいた時は塩分も忘れずに
※持病があり、水分・塩分の制限がある場合はかかりつけ医の指示に従いましょう。
(3)日頃から健康管理をしましょう
・日頃からの体温測定、健康チェックなど自分の体調を把握しておきましょう。
・体調が悪いと感じたときは、無理をせず自宅で静養を。
・睡眠や食事での栄養補給などにも気を配り、生活リズムを整え、疲れをためない、
回復しやすい体づくりを心がけましょう。
(4)暑さに備えた体作り、暑さへの対処をしましょう
・「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる強度で毎日30分程度を目安に体を動かし、
汗をかく習慣や暑さに強い体づくりをしましょう。
・日ごろから意識して、乾きを感じる前にこまめに水分をとる習慣をつける。
・危険な暑さが発表されている時は、原則外での作業や運動は中止、延期をする心がけを。
(5)ご注意
・熱中症患者のおよそ8割は65歳以上の高齢者です。
・高齢者や子ども、障がいをお持ちの方は、体内水分量の違いや地面との距離の近さ等で熱中症になりやすいので 十分に注意しましょう。
・熱中症関連リーフレット~高齢者のための熱中症対策~ [PDFファイル/1.28MB]
(6)その症状熱中症かも...
・熱中症を疑う症状について日ごろから関心を持ち、知っておくことが大切です。
熱中症の危険がある環境下で以下のような症状がある場合は熱中症を疑い、早めの対処や応急処置を行い、重症化しないようにしましょう
【軽症】 ・意識ははっきりしているめまい
・手足がしびれる
・めまい、立ちくらみがある
・筋肉痛、こむら返りがある(痛い)
→対処法 涼しい場所へ避難して服をゆるめ体を冷やし、
水分・塩分の補給をする。
誰かが見守り、良くならなければ、病院へ受診する。
【中等症】・吐き気がするまたは吐く
・頭ががんがんする(頭痛)
・体がだるい(倦怠感)・虚脱感
・意識が何となくおかしい
→対処法 体を冷やしながら、すみやかに医療機関を受診する。
【重症】 ・意識がない
・呼びかけに対し返事がおかしい
・からだがひきつる(けいれん)
・高い体温である(からだがあつい)
・まっすぐ歩けない・走れない
→対処法 救急車を呼び、到着までの間、積極的に体を冷やしましょう。
・熱中症関連リーフレット~ご存じですか?予防・対処法~ [PDFファイル/2.38MB]
詳しくは下記関連サイトをご覧ください
・佐賀県ホームページ「熱中症にご注意ください」<外部リンク>
・環境省熱中症予防情報サイト<外部リンク>
・厚生労働省ホームページ「熱中症関連情報」<外部リンク>
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