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帯状疱疹について

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2024年2月7日更新
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 帯状疱疹とは

帯状疱疹は、水痘(水ぼうそう)と同じウイルスが原因で神経の損傷と皮膚症状が現れる病気です。水痘にかかったことがある方なら、誰でもかかる可能性があります。水痘は、治った後もウイルスは体内の神経節に潜伏しており、加齢や、過労、ストレス等で免疫力が低下した時に、ウイルスが再び活性化して、帯状疱疹を発症します。帯状疱疹は、50歳以上から発症率が高くなり、80歳までに、約3人に1人がかかると言われています。

 帯状疱疹の症状

ピリピリ、チクチクした痛みを感じることから始まり、そこに赤い発疹が帯状に現れます。その後、水ぶくれができて、かさぶたとなります。痛みや、皮膚の症状は、胸やお腹、背中、顔面など、主に体の左右どちらかにみられ、3~4週間ほど続きます。神経の損傷がひどい場合は皮膚の症状が治ったあとも、痛みが続くことがあります。(帯状疱疹後神経痛)

 帯状疱疹の治療

帯状疱疹は、症状がひどくなる前に受診し、治療を始めることが重要です。治療の中心は「抗ウイルス薬」です。発疹が出てから72時間以内に飲み始めることが望ましいと言われています。帯状疱疹が重症化した場合、入院治療が必要となる場合があります。症状を感じたら、早めに受診して治療を行い、症状の重症や長期化を予防しましょう。

 帯状疱疹の予防

予防としては、できるだけ健康的な生活習慣を保ち、日頃より免疫力を高めることが大切です。食事のバランスに気を付け、睡眠を十分とることが大切です。50歳以上の方については、帯状疱疹予防ワクチンを接種することも有効であるとされています。

帯状疱疹ワクチンは、帯状疱疹の発症を抑制し、重症化や後遺症の予防につながるとされています。

乾燥弱毒性水痘ワクチン(生ワクチン)と乾燥組替え帯状疱疹ワクチン(不活化ワクチン)の2種類があります。両者とも、50歳以上の方を対象とした「任意接種」となっています。(「任意接種」は個人の判断で接種を行うため全額自己負担となります)

接種回数や費用が異なりますので、詳しくは医療機関へお問い合わせください。