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人権だより10月号(こどもの人権)

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2024年10月1日更新
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みんなのまんなかに こどもたちを

少子化や核家族化の進行、共働きの増加、地域における人間関係の希薄化、インターネットやSNSなどの普及によるこどもへの影響など、こどもや家庭を取り巻く環境は大きく変化しています。さらには、児童虐待やいじめ、犯罪被害に加え「こどもの貧困」や「ヤングケアラー」など、さまざまなこどもの人権に関する問題が発生しています。
こどもが安心して健やかに成長できる社会をつくることは大人の責任です。
そのためには、家庭や地域が協力してこどもたちを見守り育てていくことが大切です。なぜなら、こどもは、未来を託すかけがえのない存在であり、私たちの宝物だからです。

すべてのこどもを社会全体で育むこと

親の病気や障がい、死亡、貧困、虐待など、さまざまな事情で自分の家庭で暮らせないこどもたちが全国で約42,000人います。こどもたちは、里親(養子・養育)や、ファミリーホーム、乳児院・児童養護施設などで暮らしています。
社会的擁護を必要とするこどもたちに安心した生活を保障していくことが重要であり、社会的擁護を地域から切り離して行ったり、こどもの生活の場を大規模な施設擁護としてしまうのではなく、できるだけ、家庭あるいは家庭的な環境で養育する必要があります。

​子どもの権利

人権は、だれでも、その人らしく幸せに生きる権利のことです。だれでもみんな、生まれた時からずっともっている大切な人権です。特に、こどもの権利は、こどもの命は守られるとともに、持って生まれた能力を伸ばして発達・成長できるよう、医療、教育、生活への支援などを受ける権利が保障されています。さまざまな人や環境との関わりの中で、学び育っていくこどもたち。「安心感をこどもたちへ」「みんなのまんなかに こどもたちを」社会的擁護を必要とするこどもたちへの適切な支援のために、地域のみなさんのご理解と交流が求められています。

学びの場があります

自分と人権のつながりを学び、理解を深めるための講座があります。受講を希望される方は、どうぞお気軽にご参加ください。開催場所は多久市中央公民館です。皆さまのご参加をお待ちしております。

 

心のセミナー
  日時 講演 講師

10月24日 

木曜日

10時00分~12時00分 

ジェンダーと家庭教育

佐賀大学教育学部教授 中西雪夫さん

12月1日  

日曜日

13時30分~16時15分 

多久市人権フェスタ 

 

人権標語・人権ポスター表彰式 

公演 シンガーヤヌ&多久ミュージカルカンパニー

12月17日 

火曜日

10時00分~12時00分  

高齢者の新たな役割獲得

西九州大学看護学部准教授 西尾美登里さん

1月21日  

火曜日

10時00分~12時00分  

「私は差別をしない」は本当?

にじいろグループ