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人権だより(令和5年6月)

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2024年2月7日更新
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自分をみつめてみよう!思い込みを考える

私たちは、さまざまな場面で、思い込みをしたり、先入観で相手を見てしまったり、固定観念で物事を決めつけてしまったりすることがあります。自分自身の価値観や考え方の中に、無自覚に受け入れてしまっている思い込みや偏見が、差別や人権侵害を温存していることがあります。

思い込みや固定観念を考えてみましょう

ある人物像の特徴が書かれています。あなたは、この二人の人物がどのような人(性別や年齢など)だと思いますか?
Aさんは、髪が長く、背が低い。性格は穏やかで、物事に柔軟に対応する。趣味は、ポップスを着たり、テニスをしたりします。職業はピアノの先生です。
Bさんは、髪は長く、背が高い人です。積極的な性格で、自分の意思をしっかり持っています。演歌が大好きです。特技は空手4段。仕事はトラックの運転士をしています。

私たちは、自分自身の持つ経験や知識により、いくつかの情報をもとに、全体像を作り上げます。しかし、その全体像は、人によって違ってきます。なぜなら、私たちが持っている経験や知識は、人によって違うからです。

自分がどんな「思い込み」をしているかを意識しよう

相手に対して、あるいは、ある事柄に対して、自分がどのような「思い込み」や「先入観」、「固定観念」を抱いているかを考えてみましょう。その時々の、自分の「ものの見方」や「考え方」に意識を向けてみましょう。
人権問題は、家庭の中、職場の中、街の中など、生活のあらゆるところに潜んでいます。身近な暮らしの中で、何気なく、気にもとめないでいたことを、今一度、「本当にそうなのか?」「なぜ?」という視点で考えてみませんか?新しい気づきや発見があるかもしれませんね。