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多久市郷土資料館企画展「桜雲洞秀逸の書画～本野克彦コレクション展～」を開催しています

印刷文字を大きくして印刷更新日：2024年2月7日更新
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　本野克彦氏は「佐賀から離れた文化財を佐賀に戻す」ことに心血を注がれ、収集されたコレクションは、佐賀県や小城市をはじめとする関係機関に数度にわたって寄託・寄贈されています。郷土愛と高い見識に裏打ちされた質の高いコレクションは、佐賀県立博物館・美術館、佐賀県立佐賀城本丸歴史館、小城市立中林梧竹記念館で開催された寄贈記念展で大きな反響を呼びました。
　当館に寄贈されたコレクションは、多久出身の儒学者草場佩川と、その長子船山の書画を中心に、近世多久家の祖龍造寺長信の寄進状や、かつて多久聖廟に掲げられていたと考えられる孔夫子像など、多岐にわたっています。本野氏によって多久に里帰りを果たした貴重な資料を、ぜひご覧ください。