寒鶯亭(かんおうてい)
郵便番号
846-0031所在地
寒鶯亭の由来等について
国の登録文化財に指定されている寒鶯亭は、多久町出身の炭鉱王、高取伊好(たかとりこれよし)が大正14年に 当時の多久村に図書館とともに公会堂として寄贈したもので、村の公会堂として、また、市制施行後は多久市公会堂として文化活動などに広く利用され、平成4 年からは名称を寒鶯亭と改め現在に至っています。
亭内の床の間には高取翁の筆で「寒鶯待春」の書があり、寒鶯亭の由来になっています。
冬の間、鶯(うぐいす)は春に備えて一生懸命笹鳴きをし、春に美しい声を出します。「多久の村民も一人前の人物として世に出るために、この公会堂で学びなさい。」と翁の願いが込められています。
建物の構造は、16畳3室、その周囲に緑を回し、入母屋、瓦葺きの大屋根を架けています。木造和風公会堂建築の好例として、指定されました。
【寒鶯亭】平成11年3月19日 国登録文化財指定
水琴窟(すいきんくつ)
寒鶯亭の横に、日本庭園の装飾のひとつ「水琴窟」があります。
水琴窟は、古来の特殊技法で作られており、底に小さな穴を開けた瓶(かめ)を地中に伏せた状態で埋め、地上の手水鉢(ちょうずばち)から溢れた水が瓶の底にたまった水に落ち、その時の音色が琴に似た響きを発します。かすかな水滴の音を聴いて楽しむ風情ある装飾です。
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所在地 |
多久町1975(西渓公園内) |
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利用時間 |
9時~20時(毎週月曜日は休館(月曜日が国民の休日に当たるときは、その翌日)) |
施設内容 |
小和室(8畳) 1室 大広間(16畳) 3室 調理室、トイレ |
使用申し込み
使用する場合は、事前に許可が必要です。
利用できる方 |
市内外の方問わず利用可能です。 |
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申込方法 |
所定の申込用紙に記入して申し込みください。 |
申込先 |
指定管理者 西九州建設株式会社 多久市北多久町大字小侍671-3 |
利用料
1時間あたり | |
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小和室 |
100円 |
大広間(東側) |
100円 |
大広間(中央) |
100円 |
大広間(西側) |
100円 |
※ 使用料の額は、消費税額及び地方消費税額を含めた額とする。
※ 使用時間は、準備及び原状回復に要する時間も含めたものとする。
※ 使用時間が1時間に満たない場合は、1時間とする。
※ 使用者が市外居住者または市外に所在する団体等の場合の使用料は、この表に定める額の2倍の額とする。
※ 使用料は、原則として使用の開始までに納付しなければならない。