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子どもに関するよくある質問(Q&A)

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2018年12月10日更新
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1 子どもの発熱について

2 子どものせきや喘息などについて

3 子どもの腹痛について

4 子どもの下痢について

5 子どもの嘔吐について

6 子どものけいれんについて(ひきつけ)について

7 頭を打ったとき

8 子どものやけどについて

9 誤飲、誤食について

1 子どもの発熱について

Q1 熱は下げたほうがよいのではないでしょうか?
A 発熱の原因の一つであるウィルスは熱に弱いため、人間の体は、病原体の侵入にともなって高熱を出し、免疫の力を発揮させて細菌やウィルスと戦います。
無理に熱を下げると、ウィルスなどへの防御機能を乱してしまいますので、すぐに熱を下げることは好ましいことばかりではありません。

Q2 高熱のときは重い病気なのでしょうか?
A 熱の高さと病気の重さは関係ありません。高熱でつらそうでも、他に症状のないときはたいした病気でないことがほとんどです。熱が高くても、元気があっても食欲もあるときは一晩様子をみても大丈夫です。夜は高熱でも朝になると下がることがよくあります。

Q3 高熱が続くと頭がおかしくならないですか?
A 幼児の発熱では高熱になるのは決してめずらしくありません。髄膜炎や脳炎などの場合を除き、発熱だけで脳の機能がおかされることはほとんどありません。

Q4 熱があるとき、入浴しても大丈夫?
A 比較的熱が高くなく、食欲もあって、全身の状態も安定していれば、就寝前に短時間なら入浴しても差し支えありません。ただ、高熱のときはひかえてください。

Q5 熱の原因についての診断は、早い方がよいのでは?
A 熱を出す病気はたくさんあるので、最初は原因がわからないこともあります。熱が出てから1日~2日たって症状が出そろえば正確な診断が可能ですが、発熱後、数時間で診断をつけるのは大変困難であり、1日~2日は熱の経過をみる必要があります。

Q6 解熱剤の使い方を教えてください
A 高熱があり、食欲がなく、頭痛などでつらそうなときや眠れないときなどに、主治医に指示された薬を指示されたとおり使ってください。
小児は、主に「アセトアミノフェン」を用いますが、通常6時間以上の間隔をあけて使います。また、解熱剤は決して病気の原因を治す薬ではないことに気を付けてください。

Q7 解熱剤を1~2回使っても熱が下がらないのですが、どうしたらいいでしょうか?
A ほとんどの熱は2~3日は続きます。「解熱剤」が効かないのは、病気によって熱が出る勢いが、解熱剤の効果より強いときです。安静にして、主治医の指示どおり治療を続ければ大丈夫です。

2 子どものせきや喘息などについて

Q1 急に呼吸困難になるのはどんなとき?
A 気管や気管支に異物を飲み込んだとき、急性咽頭炎などで入口に炎症が起こったとき、喘息発作のとき、乳児に百日咳・肺炎・細気管支などです。

Q2 喘息の発作はなぜ起こるの?
A 気管支の内側にダニやほこり、動物の鳥の毛、花粉などが付着し、アレルギー反応が起こってはれてしまい、呼吸の通り道が狭くなって起こります。

Q3 呼吸がゼーゼーやヒューヒューという音はなぜ出るの?
A すきま風のように、せまいところを空気が通るためです。

Q4 どんな時に喘息の発作が出やすくなりますか?
A 一般的には、かぜや気管支炎・肺炎にかかったとき、天候が悪くなるときは、ほこりの多い場所に行ったときなどに出やすくなります。ただし、人によっては、精神的なもの(ストレスなど)も関係しますので、一概には言えません。日ごろから、お子さんの様子をよく観察し、発作が出やすくなるケースやパターンなどを把握するようにしましょう。

Q5 せきが出るとき入浴しても大丈夫?
A 呼吸困難があるときや、高熱があるときは避けてください。せきだけなら、軽く入浴して湯冷めしないようにすぐ寝かせてください。

Q6 せきが激しいときの食事はどのようにすればよいのですか?
A せきを起こしやすい刺激物でなければ、特に制限する必要はありません。食欲がないときは、痰が切れやすいように水分だけでも与えてください。

Q7 登園、登校の目安は?
A 夜、眠れないようなせきや呼吸困難があるときは、休ませて受診してください。朝になってせきが軽くなり、熱がなく、全身の状態もよいなら、登園・登校しても大丈夫です。

3 子どもの腹痛について

Q1 よく”おなかがいたい”というので心配ですが、受診が必要なのはどんなときですか?
A 子どもは、おなかを痛がることがしばしばあります。2~3日排便がないとき、固い便をする習慣があるときは、排便の前におなかが痛いと訴えますし、便通がよくても”おなかがいたい”と訴えて心配させたあげく、間もなくすると何もなかったように元気に遊んでいることもよくあります。
ただし、何度も繰り返して腹痛を訴えるときは、念のため、何か原因がないか、診察や検査に十分時間をとれる午前中の外来を受診しましょう。

Q2 冷たいものを飲んで痛がるときはどうしたらよいのですか?
A 腹巻などで温める必要がありますが、炎症があるときは腹痛を悪化させることがあるので、力イロなどは使わないでください。

Q3 3~4日排便がなくて、腹痛を訴えていますが、自宅で浣腸してもよいでしょうか?
A 年齢相当の量なら、自宅で行っても結構です。それでも腹痛が治らないときや、出た便がいつもと違うとき(血便など)は、便を持って受診してください。普通便で腹痛もおさまれば、そのまま様子をみても大丈夫です。

4 子どもの下痢について

Q1 脱水症状(水分不足)は、どんな特徴で分かるのですか?
A 唇や舌が乾いている、顔色が悪い、皮膚の張りがない、眼球が落ちくぼんで目つきがトロンとしている。尿が半日以上出ない、量が少なく色が濃い、泣いても涙が出ないなどです。

Q2 母乳の場合は、どうすればよいのでしょうか?
A あまり量を制限せず、そのまま与えてかまいません。

Q3 ミルクはどのように与えればよいのでしょうか?
A 3時間以上あけ、お腹を休めながら普段の3分の2程度を与えてください。その他に、乳幼児用のイオン飲料、うすいお茶などを飲めるだけ補ってください。

5 子どもの嘔吐について

Q1 脱水症状を防ぐにはどんなものを補充したらよいのでしょうか?
A ナトリウムやカリウムが失われるので、これらを含む飲料や食品を補充しましょう。

Q2 吐きやすいときや吐き気の治まったとき、食事はどのようなものがよいのですか?
A 消化のよいおかゆやうどんなどの炭水化物を少量与え、油の多いものや乳製品、ラーメンなどは避けてください。

Q3 イオン飲料は大人用と子ども用で何がちがうのですか?
A イオン飲料は塩分と糖分が水に溶けており、水よりも、水分、ナトリウム、カリウムなどが早く体に吸収されます。子ども用は大人用に比べ、ナトリウム、カリウム濃度が高く、糖分が抑えられており、より吸収しやすくなっています。

6 子どものけいれんについて(ひきつけ)について

Q1 急に熱が出て、手足やからだがプルプルふるえていますが、意識ははっきりしてます。これはけいれんでしょうか?すぐに救急外来を受診した方がよいでしょうか?
A 寒けでふえているだけで、けいれんではありませんので、急いで受診する必要はありません。暖かくして様子をみてください。

Q2 けいれんの後に眠ってしまいました。このまま様子をみてかまわないのでしょうか?
A けいれんのとき、脳が異常に活発になっているので、けいれんが治まると脳が休んだ状態になり、見かけでは眠っているようになります。この状態を後睡眠といいますが、脳の活動が回復すると、目覚めて心配ないことがほとんどです。
ただし、長時間(おおむね1時間以上)目覚めそうにないときは、受診した方がよいでしょう。

Q3 けいれんを起こすと脳がおかしくなりませんか?
A 普通のけいれんでは、脳に後遺症が残ることはありません。しかし、1時間以上けいれんが続いた場合は後遺症の心配があります。また、けいれんの原因が、脳炎や急性脳炎であれば後遺症を残す可能性が高くなります。

Q4 激しく泣いたあとに息がつまったようになってから体がつっぱってしまいましたが?
A 泣き入りひきつけであり、つっぱるだけでなく、全身の力が抜けることもあります。”ひきつけ”とか、”けいれん”という名前ではありますが、本当のけいれんではなく、自然に回復します。

7 頭を打ったとき

Q1 頭を打ったあとはいつまで様子を見ればよいのですか?
A 子どもの場合、あとから脳に重大なことが起きることは大人と比べると大変まれです。頭を打ってから1週間程度、様子をみても何も症状が出なければ安心してよいでしょう。

Q2 頭を打ったあとに吐くのは頭の中に異常があるからなのですか?
A 子どもは大人と違って吐きやすいので、頭の中に何も異常がなくても吐くことがよくあります。1~2回吐いてもそのあと元気にしていれば、あまり心配ありません。

Q3 コブができたときはどうしたらよいのでしょうか?
A ぬらしたタオルで20~30分ほど冷やして様子をみてください。

Q4 頭の皮膚に出血があったら、どうしたらよいのですか?
A 清潔なタオルやガーゼなどで出血している部分を上からしっかり圧迫して受診しましょう。

8 子どものやけどについて

Q1 どのように冷やしたらよいのでしょうか?
A 手や足は、出しっぱなしの水道水で冷やしてください。患部に直接水をかけると水疱を破ってしまったり、冷やしすぎて長時間冷やせないので、洗面器に受けるなど、水の勢いを弱めてください。
顔や頭は、シャワーや濡れタオルで冷やしてください。鼻や口のそばで、呼吸しにくい場所であれば、こまめに冷えたタオルを取り替えてください。
広い範囲の場合は、衣服を脱がせるときに皮膚がはがれないように、衣服を脱がさずに冷やしてください。衣服の上からシャワーをかけ、濡れたバスタオルで包み、毛布をかけて受診してください。

Q2 水ぶくれは、なぜ破らない方がよいのですか?
A 水疱の中は無菌ですが、水疱を破るとそこから菌が入って化膿するおそれがありますので、そのままにしてください。万一、水疱を破ったときは消毒をして清潔にする必要があります。

9 誤飲、誤食について

Q1 タバコを食べたらどうしたらいいのでしょうか?
A ごくわずかであれば心配はありませんし、実際は、タバコは味が悪いので、たくさん食べることはあまりありません。しかも、タバコの成分のニコチンの吸収はゆっくりで、吸収されると嘔吐を起こすこともありますので、食べた量が分からないとき、いつもと様子が違うと感じたときなど不安なときは、かかりつけ医などに相談したり、様子をみて受診してください。