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保護者が正しく知っておきたい4つの大切なポイント ~ネット・スマホのある時代の子育て~

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2021年4月12日更新
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子どもの学習面での活用が一気に増えてきたインターネットやスマートフォン。
コミュニケーションや息抜き等、生活をサポートする道具だからこそ、トラブルを避けて上手に使いこなすスキルを身に着けてほしいものです。

自分専用のスマートフォンを持ち始める小学校高学年から中学校の児童・生徒の保護者が正しく知っておきたいポイントを紹介します

ポイント1 「時間の長さだけではなくの中身に着目」

連絡?遊び?それとも勉強?どれだけ使っているかはなく、何にどう使っているかが、肝心です。

【何にどのくらいつかっているのかを、一緒に確認しましょう】

どのカテゴリにどれくらい使ったかを確認するのには
「スクリーンタイム(iPhone)」や「デジタルウェルビーイング(Android)」が便利です。
(アプリのQRコードは、リーフレット [PDFファイル/897KB] 2ページ目に掲載)

利用時間や就寝時間を設定すれば無意識の使い過ぎも防ぐことができますので、上手に活用しましょう。

ポイント2 「ゲームプレイは”個”から”グループ”へ」

ゲームの中でつながる仲間との関係。だからこそトラブルや犯罪に巻き込まれることも!

【保護者と一緒にプレイしなくなる時期こそ、しっかり見守る】

一人で、リアルな友達と、ネット上のグループで協力しながら。ゲームは多様な遊び方があります。
高額課金やID乗っ取り等のトラブルだけではなく、誘う・誘わない、アイテムをもらった・もらわないでもめたり、一人抜けできず長時間プレイになったりといったことも生じています。また、プレイ中のチャットや音声でのやり取りから、個人情報が流出したり、誘い出しのきっかけになってしまうこともあります。

保護者は子どもがどんなゲームをしているか知っておくとともに、対象年齢に達しているかを確認したり、スマホやゲーム機のペアレンタルコントロール機能を活用したりして、子どもの安全利用を見守りましょう。

年齢区分(レーティング)とは?
おもちゃの対象年齢と同様に、ゲームのソフトやアプリにも「○歳以上」という対象年齢の区分があり、マークで示されています。ソフトのパッケージやアプリの入手画面で必ず確認しましょう。

ポイント3 「SNS等でのいじめや誹謗中傷、どう対処すべき」

仲間外れや個人攻撃などの被害・加害を防ぐためには?

【相談しやすい親子関係をつくり、話はじっくり聞いてあげる】

子どもがひとりで悩みを抱えないためにも、普段から「困ったら相談にのるよ」と声かけをしましょう。そうすると子どもは相談しやすくなります。

相談されたときには、子どもの話をじっくり聞いてあげてください。
保護者が大騒ぎしてしまうと、相談しにくくなってしまうこともあります。
じっくり聞いたうえで「どうしたい?」と聞いてあげましょう。

誹謗中傷等のやり取りは、スクリーンショットなどで保存し、いつ何が起こったのかを明確に記録しておくと対応がしやすいです。必要に応じて専門家にアドバイスを求めましょう。
(相談サイトはリーフレット [PDFファイル/897KB]に掲載)

気軽な投稿が、他人を傷つけるおそれがあること、インターネットにあげた言葉や写真等は、後から取消しができないことも、子供に伝えましょう。

ポイント4 「動画や写真は危険がいっぱい」

自画撮り写真の投稿・送信や動画投稿に起因するトラブルとは?

【動画や写真の投稿で注意すること】

面白がって撮ったり、友人・知人の情報が含まれるものを投稿することで、不快感やトラブルを生むこともあります。
どんな投稿がトラブル原因になるか親子で考えてみましょう。
写真や動画の投稿サービスやアプリの多くは中学生以上が対象。
年齢に満たない子供の投稿は、保護者のアカウントで一緒に行うようにしてください。

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