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「朗読ボランティアひまわりの会」が厚生労働大臣表彰を受賞されました

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2021年2月5日更新
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1月27日(水曜日)に、佐賀県庁にて令和2年度ボランティア功労者伝達式が開催され「朗読ボランティア ひまわりの会」(会員17名、会長:田島恭子さん)が厚生労働大臣表彰を受賞されました。

厚生労働大臣表彰を受けたひまわりの会のみなさんの画像
写真:厚生労働大臣表彰を受けたひまわりの会のみなさん(前列中央:田島会長)

「朗読ボランティアひまわりの会」は、平成5年から視覚障害者の人へ情報提供の充実を図るため、市報を朗読したものをカセットテープに吹き込み配布する活動を始められました(のちにCDへと移行し平成30年からは※デイジー図書対応)。
また、福祉施設を訪問し、幼児への絵本などの読み聞かせ、ボランティアサポートプログラムへの参加として、市内の清掃活動や花壇の手入れ、各種チャリティ募金活動への参加、他団体との交流や施設訪問など精力的に活動され、他のボランティア団体の模範となる取り組みが認められ、多久市市政功労者表彰、佐賀県社会福祉協議会表彰、佐賀県知事表彰を経て今回の大臣表彰受賞となられました。

会を代表して表彰式に参加された、会長の田島恭子さんは「私は就任してまだ2年目。会員の中には、橋田さん、山田さんなど発足当初からのメンバーもおられる。前会長の北島さんら諸先輩方が継続して活動された功績が今回の表彰につながった。最近はコロナ禍で活動を一時的に縮小している部分もあるので、1日でも早く以前のように活動をしていきたい」と意欲的に話してくださいました。

平成31年2月からは「声の市報」として、多久市ホームページ内にユーチューブ動画を流し、インターネットを通じて声の朗読を届ける活動も始められています。視覚障害者の要望を汲み取りつつ、幅広い人たちに市報を聞いてもらえるようにメディアの多様化にも対応されるなど、会員相互の研鑽に努められており、多久市のボランティア活動の更なる発展につながることが期待されます。

※デイジー図書・・・デジタル録音図書の国際標準規格。1枚のCDにカセットテープ約50巻分の録音が可能