大平庵(たいへいあん)酒蔵資料館
明治元年創業の木下酒造場で使用された肥前佐賀の酒造用具が、当時の酒蔵や糀室(こうじむろ)に体系的に展示されています。その特色は、精米・米研ぎ・蒸し・麹(こうじ)造り・仕込み・搾(しぼ)り・保存・出荷・販売までの工程のほか、桶(おけ)造り用具、信仰儀礼用具、蔵男の生活用具にまでおよびます。
また、温暖な九州での酒造りの特長である暖地醸造(だんちじょうぞう)の用具や、出荷用として有田焼の容器を用いるなど九州ならではの特色を示し、酒造用具としては兵庫県「灘」、岩手県「石鳥谷町(いしどりやまち)」に次ぎ、国の重要有形民俗文化財の指定を受けています。
日本酒党はぜひ一見!!
【肥前佐賀の酒造用具】昭和63年3月17日国重要有形民俗文化財指定
所在地
〒846-0012 佐賀県多久市東多久町大字別府4650
株式会社 大平庵
電話 0952-76-2455
交通
- 車多久ICより、車で約3分。国道203号線(バイパス)を佐賀方面へいき、最初の信号(宝蔵寺)を右折し、つきあたって左折し約300m。
- 電車東多久駅より徒歩3分
入場料
大人200円小人(小・中・高校生)100円
利用時間
10時30分~18時(冬期17時)
休館日
第2火曜日
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