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人権だより(2月)

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2023年2月1日更新
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考えよう!インターネットと人権

インターネットには、便利な機能があり利用が進む一方で、使い方についての知識やモラルが不十分だと思わぬトラブルに巻き込まれたり、人権侵害を受けたり、あるいは、自分が加害者になったりする可能性があります。インターネットを利用する上での危険性や安全な利用法や対策について、家庭で話し合われたことはありますか?

その投稿大丈夫?

一度ネットに流出した写真などの個人情報は、その時だけの問題にとどまりません。情報は完全に削除できないことから、いつまでも残ってしまい、将来においても被害を受け続けることになりかねません。個人情報を掲載しやすいブログやSNS、及びそれらに連動したアプリには特に注意が必要です。あなたの投稿や安易な拡散、同意ボタンのクリックでも同じです。発信する前に、もう一度見直しましょう。また、自分の興味や関心のある投稿をフォローしたり、拡散したりしていると、あなたのタイムラインには同じような意見ばかり流れてきます。SNSやインターネット上の情報が正しいとは限りません。発信する前に、情報の信頼性を確認しましょう。
※SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)人と人のつながりを構築するインターネット上のサービス。

確認しよう!その言葉がでる前に。

  • あなたの言葉で傷つく人はいませんか?
  • 同じ言葉を相手に直接言えますか?
  • 投稿が半永久的に残っても大丈夫ですか?
  • 情報の発信源は信頼できますか?

深刻!ネットによる性被害

ネットによる性被害も深刻です。青少年にとって深刻な人権侵害である性被害のきっかけは、かつては、出会い系サイトが主なものでしたが、近年、より身近に感じられるSNS等に変化しています。楽しいコミュニケーション手段であるはずのサイトやアプリですが、利用する際には危険な犯罪に巻き込まれることがないか、注意を怠らないことが重要です。

インターネットを楽しく安全に使うために

インターネットを安心して利用するために、人権意識やモラルについて普段から家庭の中で話し合い、トラブルに巻き込まれることのないよう、注意し合いましょう。家族で話し合ってルールをつくり、安全で有意義なインターネットの利用に役立てましょう。

ルールづくりのポイント

  • 利用時間や、場所、利用目的などを確認しましょう
  • 相手への思いやりや配慮などを取り入れましょう
  • 身近な人権について意識しましょう
  • ルールは必要に応じて見直しを行い、常に問題共有ができるように工夫しましょう