人権だより12月
一人ひとりの違いを大切に
12月4日から10日は人権週間です。一人ひとりの違いを認め、それぞれが大切な存在であることを知る大切な一週間です。この機会に、あらためて人権について考えてみませんか?
人権ってなんだろう?
人権は、一人ひとりが生まれた時から持っている、自分らしく生きるための権利です。誰にとっても身近なもので、大切なものです。
幸せはみんなの願い
私たちは、誰もが幸せに生きたいと願っています。同時に、家族や友人など、まわりの人の幸せも願っています。しかし、まわりには、さまざまな人権問題があります。たとえば、女性、子ども、高齢者、障がいのある人、同和問題、外国人、性的マイノリティに対する人権問題などが挙げられます。最近では、インターネットによる人権侵害や職場でのハラスメントなども問題視されています。
みんな尊重される存在です
性別や国籍、髪や肌の色、生まれ育った環境や文化、考え方や趣味趣向、みんな一人ひとり違います。その違いを大切にして、みんなが、一人の個人として尊重されるべき存在なのです。自分だけでなく、他者にも人権があることを知り、相手の気持ちになって考えることが必要です。
あなたのその優しさが きっと誰かの希望になる
日常の何気ない会話の中に、行動に、誰かを傷つけてしまっていることはないでしょうか。「自分が、もしその立場だったら」と考えて行動しましょう。そして誰かを思う気持ちや優しさを、住む人やまちに広げましょう。すべての人がお互いの人権を大切にし、支え合い、誰もが生き生きとした人生を送ることのできる社会をみんなでつくっていきましょう。