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人権だより(9月)

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2022年9月1日更新
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性別役割分担意識とは

親やまわりから、これは女の仕事、これは男の仕事と言われ、不満を持ちながらも従った経験がある人も少なくないと思います。少しずつ男女間の性別役割分担意識は変化し、家庭の仕事も有料という考え方も広く知られてきました。

共働き世帯の増加に伴う意識の変化

「夫は外で働き、妻は家を守るべきである」という考え方を支持する人は、昭和50年代は70%を超えていましたが、令和に入り30%弱となっています。これは共働き世帯の割合が昭和50年に30%だったのが、令和に入り70%近くまで増加してきたことと大きく関わりがあると思われます。

男女共同参画社会基本法

男女が、社会の対等な構成員として、自らの意思によって社会のあらゆる分野における活動に参画する機会が確保され、もって男女が均等に政治的、経済的、社会的及び文化的利益を享受することができ、かつ、共に責任を担うべき社会を形成することを目的としています。
誰もが、自分の生き方を男性だから、女性だからという理由で制限されない社会を作っていくということです。

ジェンダーギャップ指数にみる男女間格差

ジエンダーギャップ指数とは、国別に「経済」「教育」「保健」「政治」の各分野の男女格差を数値化したもので、2021年の報告では日本は156か国中120位でした。主な原因は経済分野、政治分野での低さが大きく影響しています。

男女別の家事参加時間に大きな開きがあります

平成28年総務省が発表した、一日当たりの男女別家事参加時間では、全国女性平均は208分だったのに対し、男性平均は44分と大きな開きがあり、佐賀県男性の家事時間は全国でも最も短い37分となっています。

日常生活での役割分担の変化について考えてみましょう

「ママチャリ」という言葉を聞いたことがありますか?
ある自転車メーカーでは、「ママチャリ」の定義は、買い物,子どもの送り迎え、近所の用事に使い安定した走行ができることだそうです。
一方、「パパチャリ」と言われるものもあり、趣味に、仕事に、家族と過ごすひと時に、使いやすさと遊び心を両立した自転車で子どもも乗りたがるデザインであることが条件だそうです。
最近では、ママチャリで保育園へ急ぐパパも見かけるようになってきました。

一般的に言われる家事(炊事、掃除、洗濯)以外に「名もなき家事」と言われるものがあります。トイレットペーパーの補充、ゴミの分別、洗濯機や掃除機のフィルター交換、排水口の掃除、回覧板を回すなどがあります。これらの作業も家庭を維持するためには必要な家事です。一方に偏ってはいませんか?

家事は分担する男女共同の仕事です

男女間格差解消のためには、企業の経営者や政治家がジェンダー平等意識を持ち、男女格差のない組織や社会づくりを積極的に行うことは当然ですが、私たちがまず初めに取り組むことは「家事は男女共同の仕事で有料」と考え、分担が一方に偏らないようお互いに協力していきましょう。