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人権だより(9月号)

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2021年9月1日更新
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多様な性を理解するために~性的指向と性自認~

性的指向とは

 性的指向とは、恋愛感情が主にどの性別に向いているかということです。「男性を好き」「女性を好き」「男女両方が好き」、あるいは誰に対しても恋愛感情を抱かないなど、様々な性的指向があります。

性自認とは

 自分の性をどのように認識しているのかということです。生まれたときに割り当てられた性別とは違う性別だと感じる人や、男性でも女性でもないと感じる人など、様々な性自認があります。

LGBTとは

 Lはレズビアン(女性の同性愛者)、Gはゲイ(男性の同性愛者)、Bはバイセクシュアル(両性愛者)、Tはトランスジェンダー(性別に違和感を持つ人)で、それぞれの言葉の頭文字をとって組み合わせたものです。LGBTのほかにも、性的指向や性自認がはっきりしない人、決めたくなかったり、わからなかったり、悩んでいる人や、自分を男性・女性のいずれとも認識していない人などもいます。LGBTは、人口に占める割合が少ないことから、性的マイノリティ(性的少数者)といわれることもあります。

直面している課題

 性のあり方は、人それぞれで、自分らしく生きることのできる社会を実現していくことが求められているにも関わらず、この社会においては、理解が十分深まっておらず依然として、先入観による差別的な扱いなどが見受けられます。
 たとえば、パートナーが病気やケガで意識不明になった時、結婚していれば家族としてパートナーの様子を見守ったり、医者から話を聴いたりできます。しかし、同性同士だと家族扱いしてもらえず、いちばん大切な人の様子を見守れなかったりすることがあります。ほかにもアパートの入居を断られたり、また、子育ての問題や遺産相続などの老後の問題など、さまざまな状況で同性カップルは不利になることがたくさんあります。

パートナーシップ宣誓制度

 同性のカップルなど性的マイノリティの方々が、継続して生活を共にすることを宣誓し、行政が証明する制度です。法的な効力はありませんが、お互いを人生のパートナーとして、自分らしく生き生きと生活できるように応援するものです。

誰もが自分らしく生きることのできる社会へ

 性的指向と性自認は、肌や瞳の色と同様、その人その人に備わった属性の一つです。多様な性を認め合い、誰もが自分らしく生きることのできる社会をめざしましょう。