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人権だより(7月)

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2021年7月1日更新
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「えせ同和行為」を排除するために

 同和問題は、世代を超えて引き継がれてきた日本固有の人権問題であり、なくさなければならない、深刻な社会問題です。これまで、多くの組織や団体、そして個人が同和問題の一日も早い解決のために力を尽くしてきました。しかし、そうしたことを逆手にとり、いかにも解決に努力しているかのように装って不当な利益や、義務のないことを要求する行為を目にすることがあります。このような行為は、「えせ同和行為」といい、同和問題に対する誤った認識を植え付け、偏見や差別意識を助長する大きな原因となっています。

えせ同和行為の手口

 えせ同和行為の手法にはさまざまなものがあります。要求を断ろうとすると、同和問題に対する理解のなさを公表すると迫られたり、「差別だ」と非難されたりすることもあります。また、えせ同和行為を行おうとする者は、「かかわりたくない」という意識に付け込んできます。「不当な要求だな」と感じたら、決して安易に妥協してはいけません。

不当な要求の主な内容

・機関紙や図書等物品購入の強要
・寄付金や賛助金の強要
・講演会や研修会への参加強要
・下請けへの参加強要
・機関紙等への広告掲載の強要
・名簿の購入の強要

新たな差別を生み出す行為

 えせ同和行為は、同和問題について「知らない」「わからない」「自分は関係ない」といった認識につけこんで圧力をかけてくるので、被害を受けることによって、「同和問題は怖い」という誤った考えを持ってしまい、偏見や差別を助長する原因となっています。

同和問題を正しく認識しておくことが大切です!

 安易な妥協は、被害の拡大と差別の助長につながります。同和問題の解決に向けて、えせ同和行為に対して、毅然とした態度で要求を拒否することが求められています。同和問題について正しく理解していれば、えせ同和行為に直面した時に、その不当な要求に応じることなく、自信を持って拒否することができます。そのためにも、普段から同和問題について学び、理解を深めておくことが大切です。