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障害のある人の人権

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2021年1月1日更新
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障害のある人の人権を考えてみよう

 私たちは、誰もが人間として尊重され、人間らしく幸福に生きる権利である人権を生まれながらにして持っています。それは、性別や年齢、生まれたところ、住んでいるところなどの違いにかかわらず、保障されています。障害のある・なしも関係ありません。
 しかし、私たちの身近なところでも、障害のある人が、物理的に移動できない、受けられるはずのサービスが受けられないなど、自立や社会参加が阻まれている現状があります。

「障害」を理解しよう

 障害のある人の人権が尊重されていない原因の一つに、「障害」についての理解や配慮の不足、そこから生じる誤解や偏見があります。障害は特別なものではなく、病気やけがなどで障害を持つ可能性は誰にでもあり、決して他人事ではありません。また、障害のあり方も多種多様で、外見では分からないものもあります。
 また、「車椅子は狭いエレベーターで場所を取って邪魔だ」、「混んでいる時は危ないから乗車をさけたほうがよいのでは」などという周囲の人々の障害に対する無理解が大きな「障害」となっていることもあります。
 重要なのは、障害は人によって異なることを踏まえた上で、障害のある人が自立や社会参加のためにどのような配慮や支援を求めているのか、必要なのかを把握し、それを実行していくことです。

障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律(2016年施行)

 この法律は、障害のある人もない人も、互いにその人らしさを認め合い、支え合いながら、誰もが安心して暮らせる共生社会の実現を目指しています。各行政機関等や事業者において、障害を理由とする差別の解消に向けた取り組みが行われています。

障害のある人の人権を考える上で大切なのは心のバリアフリー

 障害のある人に対する差別や偏見、無理解は「心のバリア」です。
「かわいそうな人たち」「危ないから出歩かない方がいい」「自分には関係ない」など、こうしたバリアに自分自身が気付き、バリアを取り払って行動することが「心のバリアフリー」といえます。

出来ることから始めよう

 障害があっても差別されることなく、自分の能力を発揮して、共に生きることのできる社会を実現するために、地域や職場で何ができるのかを考えていくことが大切です。
 例えば、もし、あなたが駅やお店で困っている傷害のある人にであったとしたらどのような手助けができるでしょうか。
「何かお困りでしょうか?」「何かお手伝いしましょうか?」など、声をかけることはできないでしょうか。難しいことをする必要はありません。困っている本人に声をかける、近くの駅員や店員に声をかけるなど、自分にできることでいいのです。「一人ひとりが相手の立場にたって考えること」ができれば、きっと何か行動ができるのではないでしょうか。