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子どもの人権について考えてみましょう

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2020年12月11日更新
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人権とは

 人は誰もが人として尊重され、幸せに生きる権利を持っています。これは、出身地、人種や民族、性別、障害のあるなし、年齢などの違いを超えてすべての人に生まれながらに与えられた権利です。

いじめによる命にかかわる重大な社会問題として

 子どもは、単に年齢が低いというだけで、大人と同様、子どもにも人間としての人権が備わっていることを誰もが認識しなければなりません。
いじめが原因で、自殺や傷害事件となるケースなど、痛ましい事件が後を絶ちません。
 いじめにあった子どもは、悩み苦しみ、自分に非があると思うようになり、その後の人間形成も悪影響を及ぼす可能性があります。

いじめはみんなを不幸にする

 いじめをした子どもたちや、見て見ぬふりをした子どもたちも、成長の中で自らを振り返り、精神的に苦しむこともあるでしょう。
 いじめは、被害者のみならず、傍観者も加害者も不幸にするのです。

大人一人一人が意識を変える

体罰や虐待


 体罰は法律で禁止されています。子どもが言うことを聞かないからと言って、指導者が子どもへの体罰を行ったり、親や保護者だからと言って、子どもへのしつけと言い訳をして体罰を行ったりする虐待が大きな社会問題となっています。
 虐待は、子どもの心身に重大な影響を及ぼします。中には、死に至るような深刻なケースもあります。

 子どもにかかわる問題の解決のためには、「子どもは大人の言うことを聞くのが当たり前」、「親が食べさせてやっている」などという、私たち大人一人一人が意識を変えなければなりません。
 私たち大人は、子どもの権利についてきちんと理解し、それを子どもたちに伝えていくことが大切です。 

 「児童虐待の防止等に関する法律」(児童虐待防止法)が2000(平成12)年に施行されています。

児童虐待は、重大な人権侵害です

 児童虐待には、身体的虐待、心理的虐待、性的虐待、育児放棄(ネグレクト)があります。

身体的虐待


 ケガをさせたり、暴行したりすることなどが、最も多く起きています。殴る、ける、叩く、投げ落とす、激しく揺さぶる、おぼれさせる、熱湯をかける、タバコの火を押し付けるなど、数え上げればきりがありません。
 自分の感情が抑えられず、乳児を床に落とすというケースさえあります。子どもの体にあざや火傷のあとがあったり、いつも同じ家から叫び声が聞こえたりするという場合は要注意です。また、夜なのにベランダや戸外にいつまでも出されている例も身体的虐待になります。

心理的虐待


 言葉によるおどし、無視する、子どもの自尊心を傷つける言動、いつも兄弟姉妹を比べてなじる。
子どもの前で家族に対して暴力をふるうDV(ドメスティック・バイオレンス)、兄弟姉妹に虐待を行うなど、子どもに心理的な痛手や傷つける言動がその例です。
 継続的なことが多く、子どもが無口になる、元気がなくなるなどの兆候が現れるようになると問題です。
場合によっては心的外傷後ストレス障害(PTSD)の症状を引き起こすこともあります。

性的虐待

 
 子どもに性的な行為をしたり・させたりする、性的なものを見せる、ポルノの被写体にするなどの行為が該当します。
 子どもが何かにおびえているように見える、急に大人と視線を合わせなくなった、突然、性的な質問をするようになったなどの変化があったときは要注意です。子どもが助けを求めるサインかもしれません。

育児放棄(ネグレクト)


 家に閉じ込める、子どもの意思に反して学校へ行かせない、食事を与えない、服を替えさせない、不潔なままにする、自動車の中に放置する、重い病気になっても病院へ連れて行かないなど、いわゆる養育放棄のことです。さらに、自宅に出入りする第三者が虐待行為をすることを放置することも、ネグレクトに当たります。

 

子どもの人権相談窓口

子どもの人権110番(いじめや体罰、児童虐待など)

 電話相談 (全国共通 0120-007-110)
 平日 8時30分~17時15分(祝日、年末年始を除く)

 相談機関 佐賀地方法務局

いじめホットライン

小中高校生および保護者のためのいじめに関する電話相談です。
 電話相談 (0952-27-0051)  365日24時間受付

 相談機関 佐賀県教育センター