死亡した野鳥を発見したときの対応について
野鳥の死亡について
野鳥は様々な原因で死亡します。エサが取れずに衰弱したり、気温の急激な変化など、病気以外で死ぬこともあります。
死亡した野鳥を見つけた場合、鳥とヒトの共通感染症や寄生虫などから、私たちが感染しないよう注意することが大切です。
注意点
- 死亡した野鳥は素手で触らないでください。
- 日常生活において野生生物やその排泄物等に触れてしまった場合は、手洗い・うがいをしてください。
鳥インフルエンザに関すること
鳥インフルエンザの感染拡大を防止するため、発見した死亡野鳥の状況によって検査が必要な場合があります。
検査する場合(鳥インフルエンザの可能性高)
- 水鳥や猛禽類等の感染リスクの高い検査優先種が死亡している場合。
- 検査優先種以外の野鳥(カラス、スズメ、ハト、トビ、ヒヨドリ等)が複数死亡している場合。
上記の場合は、下記連絡先 市役所農林課農政係・振興係へご連絡ください。
水鳥や猛禽類等の感染リスクの高い検査優先種と発生状況に応じた対応レベルの概要 [PDFファイル/1.78MB]を環境省が指定しています。死亡野鳥を発見した場合には、これらに基づき、佐賀県が簡易検査を実施します。
検査しない場合(鳥インフルエンザの可能性低)
- 感染リスクの高い検査優先種以外の野鳥(カラス、スズメ、ハト、トビ、ヒヨドリ等)が1羽だけ死亡している場合。
- 外的損傷がある野鳥が死んでいる場合。
上記の場合は、原則的に死亡野鳥発見場所の土地の所有者・管理者で処分していただくことになります。
- 自分の土地であれば、面倒でも自分で処理をお願いします。
- 道路であれば、国・県・市等の道路管理者に連絡をお願いします。
- 公の土地・建物であれば、その施設の管理者に連絡をお願いします。
野鳥は、鳥インフルエンザ以外にも様々な細菌や寄生虫を持っていることがありますので、死亡した鳥は素手で触らず、ビニール袋に入れ、封をして一般廃棄物(可燃ごみ)として処分してください。
鳥の死体を埋葬するときは、自己所有地または土地所有者の了解を受けて、公衆衛生上に支障の出ないように深い穴を掘って埋めてあげてください。
死亡野鳥の種類がわからない場合
死亡野鳥の種類がわからない場合は、下記連絡先 農林課農政係・振興係にご連絡ください。
参考資料
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