多久市高齢者福祉計画
多久市は高齢化率が年々増加し、令和2（2020）年の国勢調査結果では36.9％となりました。さらに、令和7（2025）年の高齢化率は39.1％となることが見込まれています。介護サービスの需要が高まるなか、高齢者が生きがいをもって、住み慣れた地域で安心して暮らせるよう、さまざまな事業者や地域住民が連携した地域包括ケアシステムを構築し推進していくことが重要になっています。そのために、既に取り組んでいる介護予防事業や生活支援事業を踏まえたうえで、さらなる推進を目指した取り組みを描いていくことが大切になります。
このような状況を捉え、地域の生活課題が明らかにされ、解決のための仕組みがすすみ、高齢者が可能な限り住み慣れた地域や住まいで尊厳ある自立した生活を送ることができるよう、新たな「多久市高齢者福祉計画」（以下、本計画という）を策定します。
高齢者福祉計画は、老人福祉法20条の8の規定に基づき、介護保険の給付対象および給付対象外の高齢者の介護予防や福祉事業を含めた地域における高齢者福祉事業全般にかかる計画として位置づけられ、佐賀中部広域連合が介護保険法第117条に基づき策定する「第9期介護保険事業計画（令和6年度～令和8年度）」と一体のものとして策定することが規定されています。
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